新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環としてテト(旧正月)明けから続いている休校措置について、北部紅河デルタ地方タイビン省と南部メコンデルタ地方カマウ省の2省では、4月20日から学校が一部再開された。
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同2省は、35省・市ある「リスクが低い地方」に含まれている。
タイビン省では中学4年生(日本の中学3年生に相当)と高校生全員が登校を再開した。一方のカマウ省では、中学4年生と高校3年生が登校を再開した。
同じく「リスクが低い地方」に分類されている南部メコンデルタ地方ビンロン省も、4月27日に中学4年生と高校3年生のみ学校を再開する。
生徒らは登校時のマスク着用や手指消毒、体温測定などが義務付けられる。
なお、「感染リスクが高い地方」に分類されているハノイ市とホーチミン市の2大都市は、学校再開日が決まっていない。
ホーチミン市共産党委員会のグエン・ティエン・ニャン書記は16日に開かれた同委員会の会合で、5月15日に学校を再開する可能性を示唆したが、同市人民委員会は17日夕方に「休校措置を5月3日まで延長する」との内容の決定を発表。このことから、同市では当初の予定よりも早い5月4日から学校を再開する可能性がある。