航空局、搭乗条件緩和を提案 ワクチン未接種でも搭乗可に

2021/10/20 04:35 JST配信

 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)はこのほど同省に提出した10月21日~11月30日の国内線運航計画案の中で、乗客に対する搭乗条件を緩和するよう提案している。

イメージ写真
イメージ写真

 10月10日~20日の期間に適用された現行規定によると、乗客は十分なワクチン接種を完了(最後の接種から14日以上経過)、または6か月以内に新型コロナに感染して回復済み、さらに搭乗前72時間以内の新型コロナ検査(PCR検査または抗原検査)で陰性である必要がある。

 今回提出された計画案によると、搭乗前にレベル4(超高リスク)のレッドゾーン、または隔離・封鎖エリアに滞在した乗客は、搭乗前72時間以内の新型コロナ検査で陰性を証明する必要があるが、「ワクチン接種」については求められない。

 その他の乗客は、以下のいずれかの条件をクリアする必要がある。

◇ワクチン接種完了(搭乗日から逆算で1年以内に接種。最後の接種から14日以上経過)

◇6か月以内に新型コロナに感染して回復済み

◇搭乗前72時間以内の新型コロナ検査で陰性

 なお、乗客は搭乗にあたり健康申告を徹底しなければならない。咳や発熱、息切れ、筋肉痛、喉の痛み、味覚障害などの症状がある場合は搭乗禁止とする。

[Tuoi Tre 08:28 19/10/2021 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 交通運輸省は11月30日、12月1日以降の国内線の増便を決定した。中でもハノイ市、ホーチミン市、南中部...
 交通運輸省が20日に発出した、10月21日から11月30日までの国内線運航に関する決定第1840号/QD/BGTVTで...
 文化スポーツ観光省は、新型コロナと安全かつ柔軟に共存していくための臨時措置に関する政府決議第128...
 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は、10月21日から11月30日までの国内線運航計画案を交通運輸...

新着ニュース一覧

 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
 英国タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Time...
 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)によると、同市の工業団地・輸出加工区は2020年か...
 ドナルド・トランプ米大統領の2025年個人資産開示報告書には、ベトナムでのフランチャイズ契約による50...
 アイウエアの企画・製造・販売・輸出入などを手掛ける株式会社ジンズホールディングス(JINS、東京都千...
トップページに戻る