ハノイ市は政府の指示の下、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを使用するバスから電気バスへの置き換えに向けたロードマップの作成を進めている。
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同市人民委員会は同市交通運輸局に対して、関連当局と協力して交通運輸分野における二酸化炭素やメタンのガス排出量の削減およびグリーンエネルギーへの転換に関する行動計画の実施に向けた目標と方向性を策定するよう指導した。
行動計画によると、2025年から新たに導入する全てのバスを環境に配慮した電気バスに置き換える予定。2030年からは新たに導入する全てのタクシーを電力やグリーンエネルギーを使用した車両に置き換え、市内の車両の50%が同じく電力やグリーンエネルギーを使用した車両となる見込み。
さらに、2050年までに全てのバスとタクシーを電気自動車(EV)に置き換えることや、特別都市と第1級都市の公共旅客輸送率をそれぞれ少なくとも40%、10%に引き上げることを目標としている。
ハノイ運輸総公社(Transerco=トランセルコ)によると、同社は2016年からこれまでに、欧州排ガス基準「ユーロ3」と「ユーロ4」を満たしたバス約600台を新たに導入し、古い車両と置き換えたという。