「バインミー愛」を語るSNSグループが人気、参加者20万人を突破

2026/04/27 04:38 ICT配信

 ベトナムの「バインミー(ベトナム風サンドイッチ)」だけを語るフェイスブック(Facebook)グループが「バズって」いる。その参加者は実に20万人を超える。

(C) VIETJO/Sa Huynh
(C) VIETJO/Sa Huynh

 ベトナム人にとって親しみ深い料理であるだけでなく、パリッとしたバゲットに多彩な具材、他にない独特の風味が組み合わさったバインミーは、外国人にもファンが多い。

 そんなバインミーに夢中になった人々が集うのが、フェイスブックグループ「Vietnamese Banh Mi Appreciation Society(ベトナムのバインミー愛好家協会)」だ。2016年にオーストラリアで発足したこのグループは、10年間の活動を経て、参加者が20万人を超えるまでに成長した。参加者の共通点は「バインミーをこよなく愛していること」だ。

 グループのプロフィール画像は、2018年に「ミス・ユニバース」でバインミーをモチーフにした衣装を纏ったベトナム代表のヘン・ニー(H’Hen Nie)さんの写真だ。デザイナーのファム・フオック・ディエン(Pham Phuoc Dien)氏が手掛けたこの衣装は、発表当初は賛否両論を呼んだが、後に絶賛された。なお、2018年の「ミス・ユニバース」でニーさんは、ベトナム代表として過去最高となるトップ5入りを果たした。

 このグループで特筆すべきは、投稿が統一的な「フォーマット」で作成されていることだ。パテを加えるべきかどうか、唐辛子を入れるかどうか、ハムなどの好み、値段など、些細なテーマも議論の対象になる。

 さらにバインミーファンは、5点満点で自分なりにバインミーを採点することもできる。5点満点の評価は、完璧なバインミー、あるいはこれ以上ないバインミーを意味するため、他のメンバーから多くの反響が寄せられ、より詳細な「レビュー」を求められることが多い。

 話題はベトナム国内で販売されているバインミーだけにとどまらず、さまざまな国のバインミーを「レビュー」する人も多い。ホーチミン市で手頃な価格のバインミーを食べた体験を語る人もいれば、オーストラリアの店舗間で品質を比較する人もいる。さらに、新規メンバーへ情報を提供するために、ベトナムのバインミーの歴史を紹介する人もいる。

 「Vietnamese Banh Mi Appreciation Society」は最近、ベトナムのインターネットユーザーの間でも急速に注目を集めている。日常的に親しまれている料理が、これほどまでに国際的なコミュニティで関心を持たれ、詳細に議論されていることに、多くの人が驚きを示している。

 寄せられたコメントには、「ベトナム料理は基本的に食べやすい。韓国人や日本人、西洋人がベトナムを訪れて好んで食べているのを目にする。食べやすく、香辛料がきつすぎず、乳製品も多すぎないので、誰の口にも合うのだろう」といった声がある。

 他にも、「ベトナムのバインミーならどれも絶対においしい。ベトナム風ハム、パテ、肉、卵、そして様々なトッピング、あぁ懐かしい」「おーい、目玉焼き入りバインミーを忘れていない?」「さつま揚げ入りバインミーは本当に最高。毎朝食べていた時期もあるけれど飽きない」「投稿を見ていたらすごくバインミーが食べたくなってきた。今すぐ買いに行かなきゃ」など、グループには毎日、ファンからの熱いコメントが数多く寄せられている。


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