ホーチミン:国内初のリバーシブルレーン道路導入、渋滞緩和へ

2026/05/11 05:11 JST配信

 ホーチミン市建設局は現在、タンソンニャット街区(旧タンビン区)のコンホア(Cong Hoa)通りに国内初となる「3方向道路(リバーシブルレーン)」モデルを導入するための分離帯設置工事を進めている。5月15日から導入される予定で、ラッシュ時の慢性的な交通渋滞の緩和が期待される。

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 同局傘下の道路交通インフラ管理センターによると、同モデルは時間帯に応じて車線の進行方向を柔軟に変更するもの。コンホア通りを3つの区画に分け、ランチャーカー(Lang Cha Ca)ロータリーからチュオンチン(Truong Chinh)通りへ向かう両側の固定車線と、交通状況に応じて方向が変わる中央車線を設ける。

 具体的には、郊外から中心部へ向かう車両が多い朝のラッシュ時には、中央の2車線を中心部方面に優先して割り当て、夕方のラッシュ時には逆方向に変更する。ピーク時以外は通常の車線運用となる。

 時間帯による進行方向の変更は、電子標識システムを用いて即座に行われ、逆走禁止などをわかりやすく表示する。海外で用いられる移動式分離帯と専用車両による運用と比較して、コストを抑えつつ効果的な交通整理が可能となる。また、車線逸脱や無理な追い越しを防ぐため、分離帯の境界を示す白線に合わせてハード分離帯の設置が進められている。

 コンホア通りにあるホアンホアタム(Hoang Hoa Tham)橋周辺では、これまで、交通警察官が手動で分離帯を動かして交通整理を行っていたが、今後は通り全体でシステム化される。当局は、一定期間の運用後に実際の効果を評価した上で、同モデルを市内の他の道路へ拡大することを検討していく方針だ。


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