ホイアン:中国商人の集会所「海南会館」が旧市街散策ルートに追加

2016/11/26 05:45 JST配信

 南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市人民委員会は23日、チャンフー通り10番地(10 Tran Phu St., Hoi An City)の海南会館(ホイクアン・ハイナム=Hoi quan Hai Nam、または瓊府会館=クインフー・ホイクアン=Quynh Phu Hoi quan)を、世界遺産に認定されている旧市街の散策ルートに追加するオープニングセレモニーを開催した。

(C) Thanh Ba, Tuoi Tre
(C) Thanh Ba, Tuoi Tre

 ホイアンには16世紀から中国商人が多数移り住んで商いを営み、コミュニティー活動の場として集会所を建設した。この一つである海南会館は、海南島出身の商人らが1875年に建てた集会所で、長い年月を経た現在もその建築は当時の原形をとどめており、ホイアンの世界文化遺産には欠くことのできない文化財となっている。

 海南会館は本館のほか、東館、西館、前庭、後庭からなり、様々な建築資材が使われた豪華で威厳のある佇まいとなっている。また、1851年にホイアン近海で殺害された海南島出身の商人108人が祀られており、空・地・水での生活が描写された独特な祭壇も当時の姿のまま残されている。海南会館は今後、古都ホイアンの文化遺産として規定に基づいて管理・保護される。

 海南会館のほか、中華会館と総称される福建省や広東省、潮州市出身の商人が建てた福建会館、廣肇会館、潮州会館も多くの観光客を誘致している。

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