ハティン省、台湾フォルモサの営業再開まだ認めないよう提案

2016/08/29 14:58 JST配信

 北中部地方ハティン省資源環境局は23日、台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)が環境保護に関する58の実施項目のうちまだ32しか実施していないと指摘し、資源環境省に対しFHSの営業再開を認めないよう提案した。

(C)VnEconomy
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 FHSのチャン・グエン・タイン会長は、指摘された事実を認めた上で、2016年12月30日までに22項目を、2017年末までに2項目を実施し、残る2項目は2018年6月までに実施する予定だと明らかにした。

 タイン会長はハティン省人民委員会に対し、工場内に貯留した通常の固形廃棄物1620tの処理方法について指導を求めた。また、不法投棄した390tの汚泥については、十分な処理能力を有する業者と契約を交わしたとし、資源環境省の承認を待っているところだと説明した。これに対し省資源環境局は、不足している測定設備を9月15日までに設置することなどを要求した。

 ハティン省共産党委員会のレ・ディン・ソン書記は「フォルモサに環境保護に関する公約を厳格に実施するよう求める。実施日程を作成し、その過程を公開して透明性を確保し、定期的に省人民委員会に報告しなければならない」と強調した。

[VnEconomy,08:57 - 24/8/2016,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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