クアンナム省:絶滅危惧種のオオホエジカ2頭を確認

2018/05/25 04:00 JST配信

 世界自然保護基金(WWF)と関連機関が南中部沿岸地方クアンナム省の山中に設置したカメラが捉えた、絶滅危惧種の動物であるオオホエジカ(学名:Muntiacus vuquangensis)の成体2頭の写真が公開された。

(C) LEIBNIZ - IZW, WWF - VIETNAM
(C) LEIBNIZ - IZW, WWF - VIETNAM

 写真は2017年11月に撮影されたもの。WWFベトナムとドイツのライプニッツ動物園・野生動物研究所(IZW)および同省の研究によると、今回発見されたオオホエジカのうち1頭はオスで、もう1頭は妊娠中のメスであることが確認された。

 オオホエジカは1997年にベトナムとラオスにまたがるチュオンソン山脈で発見されたが、違法狩猟によりその個体数は激減し、2000年以降には3つの森林地域のみで確認され、2016年には絶滅危惧種に登録された。

 これを受けて現在では研究チームが個体の保護飼育を視野に入れ、北中部地方トゥアティエン・フエ省やクアンナム省の山中に固定カメラを設置し、その生態を研究観察している。

 今回の写真から現在もクアンナム省にオオホエジカが生息していることや、それが生殖可能な成体であることが確認されたことで、今後の繁殖が期待される。  

[Manh Cuong, Thanh Nien, 11:31 23/05/2018, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 絶滅が危惧されていた小型のシカに似た有蹄類「マメジカ(英語:chevrotain、ベトナム語:huou chuot)」...
 ベトナムとラオスに分布する絶滅危惧種の動物「サオラ」を保護すべく、北中部地方トゥアティエン・フエ...
 北中部タインホア省トゥオンスアン郡にあるスアンリエン自然保護区で、80年以上前から姿が目撃されず、...
 世界自然保護基金(WWF)ベトナム事務所のバン・ゴック・ティン博士によると、南中部クアンナム省の山...
 中部トゥアティエン・フエ省人民委員会は30日、世界自然保護基金(WWF)ベトナムプログラムと英ケンブ...
 中部トゥアティエン・フエ省、中南部クアンナム省の両人民委員会は9月28日、ウシ科の一種で絶滅危惧種...
 中部クアンビン省の森林事務所支局はこのほど、同省のケーヌオックチョン森林地域で、既に絶滅したと考...

新着ニュース一覧

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホ
 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で...
 ハノイ市科学技術局は3日、ハノイ技術取引所(HanoTEX)とデジタル転換市場(DTMarket)を立ち上げた。これ...
 韓国教育省傘下の国立国際教育院は3日、ベトナムで2026年から韓国語能力試験(TOPIK)の成績を大学入学に...
 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/...
 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開...
 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・フ...
 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域にお...
 ホーチミン市人民委員会は、テト(旧正月)を祝うイベントの一環として、「ブックストリートフェスティバ...
 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家...
トップページに戻る