スーパーの「安全野菜」で偽装表示横行、実態は出所不明の輸入野菜

2013/12/27 15:49 JST配信

 ハノイのスーパーで売られている「安全野菜」のインチキぶりが、ダットベト紙の取材で明らかになった。市内のいくつかのスーパーは、1年以上前から「第5トンダム安全野菜生産販売社」から安全野菜を仕入れて販売している。しかし同社は、卸売市場から出所不明の野菜を買い集めて包装し、「安全野菜」のシールを貼っているだけだった。

 これらの野菜は、第5トンダム社のあるドンアイン郡バンノイ村で生産された「安全野菜」という宣伝文句で、「ミンホア」、「レーズマート」、「シティマート」などのスーパーで売られている。第5トンダム社の社員は、市の食品衛生安全局から安全野菜の証明を取得していると胸を張ったが、安全野菜シールの管理は緩く、自分達で勝手に印刷しているのが実態だ。

 同社は主に野菜をバンチー卸売市場で仕入れ、足りなければ別の市場で仕入れることもある。産地にはまったく無関心で、中国産野菜を仕入れて売る場合もあるという。

 バンノイ安全野菜合作社は2013年8月に、一部の農家が中国から仕入れた野菜をバンノイ産の安全野菜として売っている事実を認めていた。村では夏に大根やキャベツを栽培しておらず、この時期にスーパーで売られているそれらの野菜は中国産だという。

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