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IGS Asia、人工知能を用いた人事戦略サポートサービス「GROW」をリリース

2017/02/20 JST配信

 人事を科学する会社、IGS Asiaは人工知能とビッグデータを用いて人事領域全般の業務効率化、品質向上をサポートするサービスを開始しました。

■変わる人事評価

 従来の人事評価といえば半期もしくは通期に1度実施され、給与の設定や昇級のために従業員の過去の実績を評価するものでした。しかし、現在アメリカなどの大手企業ではその手法が大きく変わってきております。

 人事評価は過去の実績を評価するだけのものではなく、今後の実績を作っていくためのものという考え方です。つまり、「この1年間でどれだけ実績を出したか」ではなく「次の1か月で実績を出すために何をするか」という未来志向の面談を1週間や1か月といった短いサイクルで行います。短いスパンでフィードバックすることによって、早期に次の行動につなげることが可能になります。そしてこの面談で重要なポイントは実績だけを見るのではなく、その人が「何が得意なのか」「何に対してモチベーションが上がるのか」など個人の特性や価値観を知り、それに応じた目標設定と評価を繰り返し行うことです。

■GROWの提供価値

 2017年はHR-Techと呼ばれる人事領域でのIT活用や人事評価の変化といったトレンドがますます一般化してくると考えられます。360°評価で従業員の特性や価値観を定量的に可視化すること、そしてそのデータを人工知能を用いて人事戦略に有効活用することで、企業の効率的かつ高品質な人事業務をサポートしていきます。

■HR-Techにより人事領域の業務をより効率的に

 2016年はHR-Tech元年と呼ばれるほどに、人事領域でのITの活用が叫ばれ始めた年でした。これまでの人事といえば、経験則や暗黙知によるオペレーションが普通であり、採用時、トレーニング時、人事考課時など、従業員の能力や評価に関する大量のデータがあるにも関わらずそれらを戦略的に扱うこともしてきませんでした。

 しかし、ITの進歩により価値観や特性など今まで定性的、感覚的であった情報の数値化と、膨大なデータを効率的に処理することが可能になりました。そのため人事領域の判断において、データの有効活用と定量的情報による裏付けが実現し始めています。

 現に日本では、GROWの360°評価データを用いたスクリーニングによる新卒採用の効率化や、従業員の特性の膨大な組み合わせの中から、最適なチーム構成の提案をAIを用いて実現していこうとする取り組みが始まっています。

 一方ベトナムではどうでしょうか。日本に比べ個人の性格や特性よりもスキルを重視する傾向にあるため、定着率や組織へのコミット力等は日本に比べると格段に低いです。また、言語の違いにより、相手が何を考えているか、本当はどのような人間なのかなどを把握することが難しいとお考えの方も多いと思います。このような環境でこそ、客観的かつ定量的な判断基準が必要となるのではないでしょうか。

■スマホアプリを用いた360°評価による組織調査と人工知能による人材マッチング

 IGS AsiaではGROWというスマホアプリを用いて従業員同士で360°評価しあうことで、コンピテンシーと呼ばれる個人の行動特性を数値化し、企業の求める人材像を定義します。同様に求職者にも360°評価を実施してもらい、企業の要件にマッチする人材を人工知能が自動でリコメンドします。

 また、組織調査で得られたデータを用いた、組織傾向分析やチームの能力を最大化する最適組織の提案、ハラスメントの有無を調査する組織内関係性分析など、組織の現状把握と人事戦略策定のための分析を行います。

 導入事例等の詳細はIGS株式会社のホームページをご覧ください。

<人事領域でのIT活用にご関心をお持ちの方は下記宛てにご連絡下さい。>

IGS Asia 松原
Email address:y.matsubara@i-globalsociety.com
Phone:098-319-1150

ご連絡頂いた方にはIGS株式会社代表の福原の著書である「人工知能×ビッグデータが人事を変える」をプレゼントさせて頂いております。

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