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タインカオキノコ輸出入社(Thanh Cao Kinoko Import - Export)はこのほど、日本技術を応用したエノキタケ生産工場の稼働を開始した。
現在、同工場における1日当たりの生産能力は700kgだが、第1期が完成する9月には1.5t、第2期が完成する年末には3tへと増加する見通し。投資総額は300万USD(約3億3600万円)。
同社のエノキタケは湿度や光などが厳格に管理された冷房施設のもとで栽培されており、原材料は65%が糠、残りの35%がおがくずとなっている。
ベトナムにおける従来の菌床栽培(袋栽培)では、おがくずが主で糠は15~20%のみだったため、大量生産ができないだけでなく、栽培にも長期間を要し、カビが生えやすいとのデメリットがあった。