ホーチミン市6区のキムドン小学校の生徒25人が路上で拾った菓子を食べて食中毒症状を起こし、病院に入院していたことが分かった。
同市保健局の調べによると、今月上旬、同小学校のある生徒が6区のビンティエン通りで中国語の印刷されたパッケージ2袋に詰められた菓子約300個を拾ったという。この生徒は学校でクラスメート25人にこの菓子を配り、これを食べた全員が腹痛、吐き気、下痢などの症状で近くの病院に救急搬送された。
この事件の後、地元保健当局が区内の道路を調べたところ、ビンティエン通りとチャンバンキエウ通りで同じ菓子の包み紙が多数見つかった。同市保健局はこの菓子の出所を調査するとともに成分の分析を急いでいる。また、外国産の菓子を売っている店を検査し、同じ菓子が売られていないかを確認するよう指示した。