商工省がこのほど開催した「工業団地環境管理モデル」に関するセミナーで、全国のほとんどの工業団地で環境保護がないがしろにされている状況が明らかになった。
昨年実施した調査によると、全国の工業団地154カ所のうち、集中排水処理施設があるのは39カ所(25.3%)にとどまり、61カ所(40%)は排水処理施設の建設計画すらまだないという。また、有害廃棄物処理施設のある工業団地は非常に少なく、施設があっても基準を満たしているところは1カ所もなかった。
工業団地周辺地域の大気汚染は年々悪化しており、ほとんどの地域で粉じん、二酸化硫黄(S02)、一酸化炭素(CO)、二酸化窒素(NO2)などの濃度が軒並み許容基準を上回っている。特に建設資材製造工場、火力発電所、精錬所、染色工場、造船所などから排出される排気は、許容基準を大きく超えていた。

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