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ハノイ市交通運輸局はこのほど、同市人民委員会の立会いのもと、1月からスタートしていた2030年までを視野に入れた2025年までの同市における交通渋滞対策案コンペの結果を発表した。
1位はおらず、2位に株式会社日建設計シビル(大阪市中央区)・株式会社日建設計総合研究所(東京都千代田区)・国家都市農村計画研究所(VIUP)の企業連合体が選ばれ、賞金10万USD(約1100万円)が贈られた。最終選考に残ったほかの参加5組織もそれぞれ2万5000USD(約205万円)の賞金を獲得した。
2位の案では、◇交通インフラと都市開発の同時実施、◇個人車両向け交通システム改造・交通渋滞が起きる交差点への対策・駐車場の設置、◇高速バス・都市鉄道(メトロ)をはじめとする公共交通システムの開発、◇個人車両から公共交通システムに転換する意識の改善などが提案されている。
なお、同局は今後、同市ポータルサイト、同局ウェブサイト、一部新聞に参加組織から提出された全ての案の全文を掲載する予定だ。