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ベトナム国家銀行(中央銀行)は2月11日朝、対米ドル銀行間為替レート(公定レート)の中心値を1ドル1万8932ドン(約80円)から2万0693ドン(約82円)に切り下げると同時に、変動幅をプラスマイナス3%から1%に縮小し、即日実施した。11日付カフェエフが報じた。
この実施により、ベトナムドンは対米ドルで9.3%切り下げられた。商業銀行における為替レートの上限は1ドル1400ドン安の2万0900ドン(約83円)となる。
中央銀銀行は今後、輸入超過の抑制及び金融政策の自主的な運用に寄与する銀行間の資金流動性を確保することを目的として、銀行間為替レートの設定を柔軟に実施していくことをあわせて発表した。