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- 工場用敷地約1.5ha、投資規模約7.9億円
- 年内完成、25年1~3月期に生産開始予定
- 新工場の生産量、韓国の約70%に相当
バイオ医薬品の製造などを手掛ける韓国ヒュオンス(Huons)グループで、化粧品や衣料品関連の副資材を製造するヒュM&C(Hu M&C)はこのほど、北部紅河デルタ地方タイビン省で医療用ガラス容器工場のヒュM&Cビナ(Hu M&C Vina)を着工した。
同社がベトナムで確保した工場用敷地は約1.5haで、投資規模は70億ウォン(約7億9000万円)と予想される。年内に完成し、2025年1~3月期中の生産開始を目標としている。手始めに2025年までに年6000万個のバイアルと8000万の医療用カートリッジの生産ができる体制を整える。これは韓国における生産量の約70%に相当する量だという。
同社の2023年における連結売上高は前年比+36%増の484億ウォン(約54億円)、営業利益は同+174%増の48億ウォン(約5億4000万円)だった。うちガラス事業の売上高は同+60%増の363億ウォン(約40億9000万円)に達した。美容・ヘルスケア関連の需要増加を受け、バイアルやアンプルといった容器の売り上げが成長を後押ししたという。