北部ラオカイ省の有名観光地サパで15日、外国人が刃物で自殺を図るという事件が起きた。サパ郡警察は15日午前、同郡内の道路で自殺を図った外国人がいるとの通報を受け現場に急行、この外国人男性を郡総合病院へ搬送した。患者は大量出血と内臓損傷の重体。
警察の調べによると、患者はアイルランド人のアドリアン・パトリック・ウォルシュさん(26歳)で、前日の14日午前、同国籍の友人と一緒にホテルの部屋を借りたが、同日夜2人は口論になりウォルシュさんが外に出かけたという。ウォルシュさんはバイクタクシーで近くの村に行き、バイクを帰らせた。しかし運転手が客の様子を普通ではなかったと感じ戻ってみると、刃物で自分の首や体を突いているウォルシュさんを発見した。