メコンデルタ地方ティエンザン省市場管理支局の市場管理部隊は7月29日、地域住民から寄せられた情報をもとに実施した車両の積載物検査で、チュオン・ミン・ホアという男が運転していた車から大量のスポーツ用品を発見した。内訳はバボラットのテニスラケット、ヨネックスのバドミントンラケット、ウィルソンのテニスラケットなど多数でいずれも外国製だった。このうち、ウィルソンのラケットは偽造品だった。
ホアは、ルー・ティアン・ジュー(26歳)という中国人の男に雇われてこれらの商品を配達する途中だったと供述したが、ジューも商品のインボイスや原産地証明を持っていなかった。同市場管理支局は鑑定の結果、これらの商品が密輸品と偽造品であると断定した。ジューは容疑を認めており、ハノイの仲介業者からこれらの商品を仕入れたと供述している。
市場管理支局によると、スポーツ用品の密輸品や偽造品の流通は以前から問題になっていたが、大量の現物が押収されたのも外国人が関わっていたのも初めてだという。同省人民委員会はジューに対し、2億6810万ドン(約180万円)の罰金を科す行政処分を行うとともに商品をすべて没収した。

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