ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

女子アジアカップ2022、ベトナムは日本や韓国と同居する死の組に

2021/10/29 05:07 JST配信
(C) VFF
(C) VFF 写真の拡大

 アジアサッカー連盟(AFC)は10月28日、AFC女子アジアカップ2022(兼 FIFA女子ワールドカップ予選)のグループリーグ組み分け抽選会を開催した。この結果、ベトナム(FIFAランキング32位)は日本(同13位)、韓国(同18位)、ミャンマー(同46位)と同じグループCに入った。

 事前のポット分けで第3ポットに入っていたベトナムは、強豪2チームと対戦する可能性が高いことが分かっていたが、完全な格上の日本と韓国と同居するグループに入ってしまったのは、史上初のワールドカップ出場を目指すベトナムにとって不運だった。

 同大会はFIFA女子ワールドカップ2023(オーストラリア・ニュージーランド共催)の予選を兼ねており、開催国オーストラリアを除いたチームのうち上位5チームがワールドカップ出場権を獲得、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出する。

 同組の韓国はワールドカップ出場3回(2003、2015、2019)。日本はそれをさらに上回る8大会連続出場中で、2011年大会では世界一の栄光に輝いている。アジアカップでは2014年と2018年大会を連覇。日本とベトナムの過去の対戦成績を見てみると、日本の12戦全勝となっている。

 ベトナムが韓国と日本相手にサプライズを演じる可能性は高くないため、ミャンマーとの3位争いに賭けるしかなさそうだ。グループリーグは1回総当たりで行われ、各組上位2チームと各組3位のうち成績上位2チーム(合計8チーム)が決勝トーナメントに進出できる。

 ベトナムが予選突破をするために重要なのは、ミャンマー戦で確実に勝ち点3を獲得、できれば大差で勝利すること、そして、日本と韓国に大敗しないことだ。もちろんミャンマーも東南アジア3強の一つに数えられるので、勝つのは容易なことではない。

 なお、AFC女子アジアカップ2022はインドで来年1月20日から2月6日の日程で開催される。ベトナムはグループリーグ初戦で韓国(1月22日)、第2節で日本(1月25日)、第3節でミャンマー(1月28日)と対戦する。



※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+

[2021年10月28日 ベトナムフットボールダイジェスト+].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
リゾートでの日本人少年溺死事故、鑑定結論が一転「致死の吸引力.. (16:08)

 ホーチミン市7区在住の日本国籍の少年(当時10歳)が、2022年4月上旬に南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市にあるリゾート「センタラ・ミラージュ・リゾート・ムイネー(Centara Mirage Resort Mui Ne...

ディエンビエンフー戦勝70周年、大規模なドローンショーを開催 (15:57)

 西北部地方ディエンビエン省ディエンビエンフー市で5日夜、ディエンビエンフー戦勝70周年(1954~2024)を祝うイベントとして、700台のドローンによるイルミネーションライトパフォーマンスが行われた。  今...

前官房長官が職権乱用容疑で逮捕、都市区案件の不正に関与 (14:41)

 マイ・ティエン・ズン前政府官房長官(任期:2016~2021年)が4月末に公務執行上の職権乱用容疑で逮捕された。公安省報道官のトー・アン・ソー中将が5月4日に開かれた政府定例会見で明らかにしたもので、最高人民...

寝床は道端の椅子、幅1.5mの超狭小住宅に暮らす女性 (5日)

 ホーチミン市3区のグエントゥオンヒエン(Nguyen Thuong Hien)通りに面した一角に、幅わずか1.5mという住宅がある。  チュオン・ティ・クックさん(女性・1950年生まれ)はこの住宅に暮らして長いが、あまりに...

バンドン国際空港~チェジュ島間のチャーター便、8月から運航 (14:29)

 今年8月から2025年1月にかけて、東北部地方クアンニン省バンドン国際空港と韓国・済州島(チェジュ島)を結ぶチャーター便が運航される。クアンニン省観光協会のグエン・テー・フエ会長が明らかにした。  チ...

バインミー店集団食中毒、重症児童の血培検査で大腸菌検出 (13:46)

 東南部地方ドンナイ省保健局は4日、同省ロンカイン市スアンビン街区(phuong Xuan Binh)にあるバインミー(ベトナム風サンドイッチ)店で集団食中毒が発生した件について、重症患者の児童3人から採取した血液サン...

インター校の読書課題で官能小説を配布、保護者から批判殺到 (13:17)

 ホーチミン市直轄トゥードゥック市にあるインターナショナルスクールで、連休中の読書課題として担当教師から「ポルノコンテンツ」を含む書籍が配られていたことが、保護者の訴えで明らかとなった。  同校...

上川外相、ソン外相と会談 引き続き二国間関係を強化 (12:57)

 フランス・パリで開催されたOECD閣僚理事会(MCM)に出席した上川陽子外務大臣は、現地時間3日午後2時25分(日本時間3日午後9時25分)から約20分間、ブイ・タイン・ソン外相と会談を行った。  上川外相は冒頭、...

5連休中の観光客数は800万人、タインホア省が観光収入で首位 (6:03)

 ベトナム国家観光局のデータ(速報)によると、4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う4月27日から5月1日までの5連休中における観光客数は前年同期比+14.2%増の約800万人となった。  連休中の平均...

1~3月期のマンションと低層住宅の取引件数、前期比+30%増 (5:16)

 建設省が発表した2024年1~3月期の不動産市場報告書によると、同期におけるマンション、低層住宅、分譲地の取引件数はいずれも前期に比べ増加した。  マンションと低層住宅の取引件数は前期比+30%増の約3...

アストラゼネカが血栓リスク認める、ベトナム当局は国民に安心呼.. (5:10)

 英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)が、同社製の新型コロナウイルスワクチンに血栓症の副反応を引き起こすリスクがあることを初めて認めたことについて、ベトナム保健省は3日、「ワクチンの有効期間は1...

独ホテル「ケンピンスキー」、サイゴン川沿いで開業へ (4:58)

 欧州で最も古いホテル運営会社であり、高級リゾートを世界展開するドイツのケンピンスキー(Kempinski)が、ベトナムに進出する。  現在は中東とアジアの2つの王室がオーナーである、1897年にドイツで創業し...

地場フェニカー、IC設計トレーニングセンターを設立 (3:46)

 地場コングロマリット(複合企業)フェニカーグループ(Phenikaa Group)は、半導体・集積回路(IC)設計トレーニングセンターの設立を発表した。  同センターでは、半導体・IC設計に関する研究・トレーニング、...

ハティン省:75歳女性を強姦した41歳の前科持ち男を逮捕 (3:05)

 北中部地方ハティン省ドゥクトー郡(huyen Duc Tho)警察は3日、75歳の女性を強姦した容疑で41歳の男を逮捕し捜査を進めていると明らかにした。犯行の様子は監視カメラに記録されていた。  逮捕されたのは、...

韓国人のキム・サンシク氏、サッカーベトナム代表監督に就任 (2:29)

 ベトナムサッカー連盟(VFF)は5月3日、韓国人のキム・サンシク氏(47歳)との間でベトナム代表監督就任に関する合意に至った。U-23ベトナム代表監督も兼任となる。契約期間は2024年5月1日~2026年3月31日の2年間。...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2024 All Rights Reserved