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強敵(とも)よ、永遠に

2015/10/13 09:30 JST配信

こんにちは、 ホーチミンの 「山のフドウ」 こと佐井です。

タワーバーガー編 でお伝えした通り、デブ弟のウーが日本に本帰国するこになりました。

最後の聖戦で惜しくも敗れたウーと人類2人目の快挙を成し遂げた佐井

というわけで、今回はウーの「サプライズ送別会」の模様をお届けします。

遡ること、 ジュラシックワールド編 の帰り道。ウーさんの送別会をやる話をしたところ、

ジュラシック村山君:「それならうちの店でやりましょうよ!!」

肉体美をみせつけるジュラシック村山君

ジュラシック村山君、見た目のいかつさに反して、ホーチミンの超一流5つ星ホテル、ニューワールドホテル内にある超高級和食 「花蝶」 で働いていているのでした。

高級感溢れる 「花蝶」

そんなわけで、今回の送別会を 「花蝶」 でやらせてもらうことになったわけです。

ニューワールドホテルの2階にある 「花蝶」 は、純和風の高級感漂うエントランスからはじまり・・・

ここがベトナムとは思えない雰囲気

こんな素敵な店内となっていています。

美しいシンメトリーな店内

プライベートな会食用の個室もあり、特別な食事にもってこいのお店です。

もちろん食事についても、日本から直輸入の高級和牛などを使ったレベルの高いメニューが用意されています。

そんな 「花蝶」 に、この日は、ウーとの最後の時間を過ごすために、忙しい水曜日にも関わらず、 34名もの人が集まりました。

ベトナムなのに日本人がいっぱい

こんなに沢山の日本人が集まることは、ホーチミンでもそんなに無いことなので、かなり緊張します。

そして、このメンバーで、何も知らずにやってくるウーを待つのです。

そう、実はこの日送別会が行われることは、 ウーには全く知らされておらず、 佐井からウーの彼女さんに、なんとか会場まで連れて来てくれとお願いしていたのでした。

ウー到着の30分前からスタンバイしていた参加者たちは、ウーの彼女さんとのLINEのやり取りで、ウーの現在位置を補足しつつ、ウーの到着を今か今かと待つのでした。

そして、ウー到着!

なっ、なになになに???

この時のウーの驚っきぷりは、写真や文章では表現しきれないので、こちらの動画でどうぞ。

全く気がついていなかったウーを、見事はめることに成功しました。

本気でだまされていたので、かなりびっくりしたそうです。

そしていよいよ、ウーの乾杯で宴が始まりました。

この日のお料理ですが、ウーを送る会らしく「ガッツリ系のメニュー」とお願いしたところ、こんな感じのまさにガッツリメニューをジュラシック村山君が用意してくれました。

海ぶどうのサラダや

キスのてんぷら

そして、チキンモモ肉のカツなど、ガッツリ系ながらも繊細なお料理たちは、どれも美味しく、参加者みんな大満足でした。

さて、料理といえば、 卒業記念企画タワーバーガー を失敗してしまったウーですが・・・

ジュラシック村山君: 「負けたまま日本に帰すわけにいかないでしょう!!」

と、なんとこの日のためにスペシャルメニューを用意してくれました。

ジャン、こちらです!

<分量>

・鳥カツ500g

・カレー1kg

・豚角煮500g

・ご飯2kg

ウー、苦笑い

ウー卒業記念用スペシャル鶏かつカレー丼の登場です!!

いやぁ~~、デブ兄弟のでかさにも負けないこの存在感。

実にデカイ!!

ブレブレ

あまりのドンブリのでかさに、ウーものけぞり、写真が激しくぶれてしまいました。

尋常じゃない衝撃です。

この日、サプライズパーティーのことも、卒業記念の追試のことも知らなかったウー、お昼御飯に大好きなケンタッキーをたらふく食べていました。

なにこれー

ウー:「こういうのあるなら先に言っておいてくださいよ!!」

いや、それは言えなかったんだよ!! 言ったらサプライズにならないじゃん!

かなり引き気味のウー

それにしても半端無い存在感。

デカい!!ひたすらデカい!!

がんばるぞー

そして、ウーの追試がスタートです。

今度こそ食べきってくれ!!

もぐもぐもぐもぐもぐもぐ

と言うわけで、食べ始めるウー。

うまいねー

最初は軽快な食べっぷりです。

底が見えない・・・

しかし、そこは何と言ってもスペシャルメニュー。

そう簡単には減りません。

もぐ、もぐもぐ、もぐ

30分経過・・・・

約1/3程を食べた所で・・・・

ウー無念のギブアップ。

しかし、今回はお店のルールとか、140万VND(約7600円)の罰金とかもないので、デブサミットメンバー達が協力して食べます。

エース山谷が

佐井が

そして、軍師石原さんが、次々に中継ぎをしていき、

最後は、抑えの切り札、大魔神木村さんが、

残りのご飯を食べつくして完食です!!

ウー、デブサミットメンバーの協力も得ながら、

なんとか、卒業試練の追試に合格!!

これで、心おきなく日本に帰れます。

というわけで、デブサミットメンバーで、最後の集合写真を。

デカイ、写真からはみ出しそうだ!!

ついでに、デブサミットの大きさをわかりやすくするため、日本語ペラペラ、小柄なブラジル人侍フェルナンドと一緒に一枚。

西洋人よりもこんなにデカイ日本侍が育つとは!!

明治維新の維新志士が見たら、日本もここまで来たかと、激しく涙しそうな一枚になりました。

何はともあれ、追試にも合格し、集まってくれたみんなに最後のあいさつ。

デブ兄弟最後の抱擁も交わして

(決して相撲の取り組みではありません・・・。)

ウー送別会は幕を閉じるのでした。

参加いただいた皆様、ありがとうございました。

そして、会場・料理の準備をしてくれたジュラシック村山君、本当にありがとう。

そして、ウーさん。

一緒にこのコラムを立ち上げて、一緒に色々なものに挑戦した日々を、僕は決して忘れません。

いつかまたどこかで、二人で大食いにチャレンジできる日が来ることを願します。

ウーさん、本当にありがとう!!!

僕は頑張って、ウーさんなきあとの 『豚が如く』 を盛り上げていくよ!!

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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