ホーチミン市人民委員会は9日、地場タインザイン建設貿易社とマレーシアのチタニウムマネージメント社から成る合弁企業と、タイヤ式路面電車1号線(同市中心部~チョロン~西部バスターミナル)の建設案件に関する覚書に調印した。総投資額は2億米ドル(約200億円)。
1号線は全長12.5キロメートルの複線路線で、15両の車両を運行する予定。1車両は長さ39メートル、幅2.2メートル、定員238人。今年8月までに同市人民委に事業化調査(FS)報告書と基礎設計書が提出される見通し。着工は2009年7月、電車の運行開始は2012年1月を予定している。