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- オフライン脅威件数、越企業がASEAN最多
- オフライン脅威で最少はシンガポール
- カスペルスキーは多層防御の構築を提案
ロシア系ネットセキュリティ大手カスペルスキー(Kaspersky)の統計によると、2023年に東南アジアの企業を狙ったオフライン脅威の件数は約4300万件だった。
オフライン脅威には、電話やメールでのなりすましによる情報漏えい、電磁波を介したスパイ行為、USBメモリなどからのウィルス感染などがある。
このうち、ベトナム企業は1710万件となっており、域内で最も多かった。以下、◇インドネシア(1640万件)、◇タイ(470万件)、◇マレーシア(250万件)、◇フィリピン(150万件)などと続いた。一方、域内最少はシンガポールの50万件だった。
カスペルスキーは企業各社に対し、セキュリティソリューションを見直すほか、多層防御システムの構築を行うことで、オフライン脅威に備えるよう呼び掛けている。