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- 2社に5Gネットワーク構築ライセンス付与
- 落札した無線周波数、5G構築に使用
- 年内に5G商用サービス開始、急速に拡大へ
情報通信省は15日、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)と、企業における国家資本管理委員会(CMSC、通称:スーパー委員会)傘下のベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)の2社に対し、第5世代移動通信システム(5G)ネットワーク構築ライセンスを付与した。
これに関連し、同省はこれに先立つ3月、第4世代移動通信システム(4G)と5Gの無線周波数使用権の競売を実施し、10兆1000億VND(約616億円)を調達した。無線周波数「B1」(2500~2600MHz)はベトテルが7兆5000億VND(約457億円)で、無線周波数「C2」(3700~3800MHz)はVNPTが2兆6000億VND(約159億円)でそれぞれ落札した。
無線周波数「B1」と無線周波数「C2」は、同2社の5Gネットワークの構築に使用される。
5Gサービスの試験を重ねてきたベトテルとVNPTは、5G用の無線周波数の使用権と5Gネットワーク構築ライセンスを取得したことを踏まえ、2024年内にも5Gの商用サービスを開始し、サービスを急速に拡大していく見通しだ。