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ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラプロジェクトをBT(建設・譲渡)方式などで展開することを承認した。
交通インフラの推進
交通分野では、カンゾー~ブンタウ間を結ぶ海上橋・海底トンネルのプロジェクトが承認された。官民パートナーシップ(PPP)方式による投資で、BT(建設・譲渡)契約となる。投資総額は93兆VND(約5700億円)超となる。全長は14km超、6車線で、海上橋8kmや海底トンネル3.85kmなどが含まれる。完成すれば、東南部地方ドンナイ市を迂回する現在のルートで90~120分かかっている移動時間が、15~20分へと大幅に短縮される。
また、投資総額約47兆VND(約2870億円)を見込む、ホーチャム~ロンタイン国際空港間の高速道路プロジェクト(全長42km超)も承認された。
都市整備と公共空間の拡充
都市整備分野では、中心部でインフラの老朽化や生活環境の悪化が課題となっているカウオンライン街区のマラン地区およびベンタイン街区のチョーガー・ガオ地区の再開発が承認された。投資総額は16兆3000億VND(約990億円)超となる見通し。
さらに、サイゴン川沿いのニャーロン港・カインホイ文化公園およびバクダン船着場公共緑地のプロジェクトも承認された。投資総額は29兆3000億VND(約1800億円)超。注目されるのは、川沿いの2つの公共空間を連続させるため、ニャーロン港・カインホイ港湾エリアとバクダン船着場を直結する歩道橋が新設される点だ。
バス無料化などの民生支援
市民生活の支援として、7月1日から2026年末までバス料金を無料化することが決定された。予算は約6650億VND(約40億5000万円)。最初の3か月は完全無料となるが、10月以降は決済アプリや電子身分証明アプリ「VNeID」などによる本人確認が必要となる。
これらのインフラ開発は、2026年7月2日に迎える「ホーチミン市」命名50周年に向けた取り組みの一環となる。同市は節目の年に向けて100件以上のプロジェクトを着工・完了させる目標を掲げており、地域間の接続強化や経済成長の促進が期待されている。
・ ホーチミン市命名50周年、100件超の案件を着工・完了へ (2026/05/06)
・ カンゾー~ブンタウ間の海上橋案件、ビンGがプレFSの審査申請 (2025/12/05)
・ ホーチミン:メトロ3号線、PPP方式による事業調査を提案 (2025/10/28)

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