第一ワクチン生薬製造社(中央伝染病衛生研究所)は、新技術により予防効果を90~100%にまで高めたコレラ予防ワクチンを製造中であると明らかにした。これまで同ワクチンは予防効果が60~70%程度しかなかった。
同研究所のグエン・チャン・ヒエン所長によると、今年のコレラ菌は2002年に流行した型とは異なることが判明したという。昨年と今年のコレラ菌種は同じだが、同研究所では引き続きこの菌種がどこからもたらされたものか研究中だ。今年流行しているコレラ菌は毒性が強いため、感染者が多く重症化する頻度も高いという。