12月27日、北部ナムディン省ザオトゥイ郡にある中学校の女性教師ダン・ティ・タオさんの元にエイズ感染者を自称する人物から100万ドン(約6700円)を支払わなければエイズをうつすという内容の脅迫状が届けられた。また、同じ日にタオさんの同僚の女性教師ブイ・ティ・ハンさんにも同じ内容の手紙が届いていた。
2人が受け取った手紙はどちらも同じ中学校に勤める女性教師グエン・ティ・ラインさんから手渡されたもので、筆跡がよく似ていた。ラインさんによると、通勤途中に学校の近くで自転車に乗った若い男から封印のされた2通の手紙を託されたという。男は同校の卒業生だと話し、タオさんとハンさんに直接手渡すよう念を押していた。
通報を受けた地元ザオトゥイ郡警察は捜査を行った結果、同郡ザオロン村に住むグエン・バン・クエン(21歳・男)容疑者を逮捕した。同容疑者は容疑事実を認めているという。