2日、ホーチミン市タンビン区ホアンバントゥ通りにある国際展覧会場で、出店していた3社のブースからダイヤモンドや貴金属が盗まれる事件が起きた。被害の内訳は、アメリカ人のアンドゥーさんのブースが計1万5000米ドル(約160万円)相当のダイヤ4粒、インド人のラーイさんのブースが3万7000米ドル(約390万円)相当のダイヤ1粒、イタリア人のマリオさんのブースが計3700万ドン(約24万円)相当の金(きん)のアクセサリー。
現場の販売員の話では、5人組の中国人が各ブースを訪れた後に盗難が発覚したという。そのため、同会場の警備員が5人組のうちの1人である29歳の男の身柄を確保して警察に引き渡した。しかし、この男はイミテーションダイヤ6粒を所持していたものの、盗品は持っていなかったため釈放された。現在、地元タンビン区警察が捜査を続けている。