9日午後10時50分ごろ、ハノイ市ハドン区バンクアン地区チャンフー通り21番地の家屋の前にあった隣り合う電柱2本が突然炎上するという出来事があった。目撃者によると、電柱の上部には多くの電気メーターが取り付けられていたほか各種のケーブルや電話線が束になっており、この束になった部分の火の勢いが強かったという。
また、事件当時現場近くにいた男子学生は、出火の前に爆発音が聞こえ周辺の明かりが消えたと話している。この学生の通報により消防車が出動し、15分後に火は完全に消し止められた。この火事による近隣の家屋への延焼やけが人の被害はなかった。出火原因は現在調査中。
付近の住民らは、電柱が家屋からわずか2~3メートルしか離れていないことや、家屋の壁に広告看板が取り付けてあって燃えやすいことなどを挙げ、今回と同様の出火事故が再び起きないかと不安の声を上げている。