労働傷病兵社会省労働安全局が実施した中小企業の労働条件に関する調査で、労働条件が基準を満たしている企業は全体のわずか20%に過ぎないことが明らかになった。
約90%の民間中小企業では10~20年も前の古い設備を使用している。これらの企業では多くの労働者たちが危険で過酷な環境(高温30.7%、騒音24.3%、粉じん16.5%)の中で働くことを強いられている。労働安全局によると、ほとんどの企業は資本規模が小さい(100億ドン<約6500万円>未満)ため、最新設備の導入が難しいという。一方、労働安全衛生に関する法律に違反した場合の処分は厳格に行われていないのが現状だ。