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ホーチミン市ビンタイン区のファンダンリュー高校で3月30日、制服のスカート丈が短過ぎるとして高校1年の女子生徒20人が入校を拒否されるという出来事があった。教育訓練省が2009年11月に施行した学生の制服に関する規定によると、女子の制服のスカート丈はひざを覆う長さでなければならないとされているが、この生徒らはひざが出る丈のスカートを着用していた。
注意を受けた生徒の1人は、「1年前に買ったときはちょうどよい丈だったが、背が伸びるのが早くてひざ上丈になってしまった」と話している。学校側の生活指導担当教員は「1年でそんなに早く成長するはずがない。生徒が自分で短くした可能性がある」とその言い分を否定している。学校側は、登校を禁じられた女子生徒らにはこれまでに何度も制服の規定を守るよう注意しているが改善がみられなかったと説明、今後生徒らの父兄と協議するとともに、生徒らに処分を科すことも検討するとしている。