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このところ、航空サービス利用客が空港での手続きの際に他人名義の航空券と身分証を提示し、飛行機に搭乗しようとする不正行為が多発している。北部航空管制部によると、ハノイ市ノイバイ国際空港ではわずか2日間で4件の不正を発見したという。
他人名義の航空券と身分証を提示した疑いのある乗客の手荷物を検査したところ、提示された身分証とは異なる身分証が発見され、身分を偽って飛行機に搭乗しようとしていたことが明らかになった。
管制部の責任者によると、こういったケースの大半は格安航空券の不正利用を目的としたものだという。購入した本人の都合がつかなくなり代わりに譲り受けた航空券や、代理店が大量購入し転売した航空券を利用するために、地元警察の認証のある航空券の名義主の身分確認書(身分証を紛失した際に警察から発行される仮の身分証)を提示するという手口だ。
なお、航空サービスを利用するにあたり提示した書類が本人のものではないと発覚した乗客に対しては、750万VND(約4万3000円)の罰金処分が科され、予約していた運航便に搭乗することができなくなる。