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ハノイ市のハノイ国家大学自然科学大学は20日、国内の大学としては初めてASEAN大学連合(AUN)からAUN-QA(ASEAN University Network-Quality Assurance=ASEAN大学連合質保証ネットワーク)の認定を受けたと発表した。同大学は2017年1月、第1回AUN-QAの機関別アセスメントを受審していた。
同大学のグエン・バン・ノイ学長は、AUN-QAの認定を受けたことは関係者全員の努力の賜物だとし、「当大学を将来、先進的な研究を行う大学に成長させる重要な節目だ」と強調した。
同大学は2012~2015年に、化学、生物学、数学、物理学、地質学、環境科学の6つの教育プログラムがAUN-QAのアセスメントによる認定を受けた。また2017年11月21~23日には、自然地理学と気象学のアセスメントを受ける予定になっている。機関別アセスメントの受審は、5つ以上のプログラムが認定を受けていることが条件とされる。
AUNは、ASEAN域内での大学教育による人材育成の発展を目的として1995年に発足した。AUN-QA機関別アセスメントには、教育機関の質保証に関する「機関全体」、「内部質保証システム」、「教育・研究・社会貢献活動」を評価する25の基準と111の観点が設定されている。