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米国当局は12日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を支援した容疑でベトナム系米国人ボー・キム・アイン容疑者(女・20歳、米国ジョージア州在住)を逮捕した。
同容疑者は2016年から、ISISへの忠誠を誓約するインターネット上の過激派組織「ユナイテッド・サイバー・カリフ(United Cyber Caliphate)」のメンバーとなり、米軍従事者と同国の外交関係者の殺害を教唆する「デスノート」の作成に関与していた疑いが持たれている。
この「デスノート」には、該当者の名前や住所、識別特性などが記載されている。2016年4月に3600人のリスト、2017年にはさらに8000人のリストがインターネットに公開されていた。
同容疑者の父親は、「情報技術(IT)に興味を持ち、成績も優秀な子だった。まさかこんな事態になるとは思いもよらなかった」と涙ながらに語った。
有罪判決が下されれば、同容疑者は禁錮20年までの判決を言い渡される可能性がある。