ホーチミン市が同市内で4~5つ星クラスの高級ホテルが建設可能な土地を調査したところ、十分な条件を満たすのは11カ所にとどまることが分かった。同市では2020年までに3つ星クラス以上のホテルの客室1万室の需要が見込まれているが、これらの土地だけでは2010年までの需要に応じた建設用地しか確保できないという。
建設が予定されているのは▽レズアン通り8~12番地▽ハイバーチュン通り2~6番地および76~78番地▽ドンコイ通り164番地▽ラムソンスクエア11C~11~13番地▽グエンディンチエウ通り27B番地(いずれも1区)。また大規模ホテルの建設に適しているとされているのは▽リートゥオンキエット通り79番地(タンビン区)▽チャンフンダオ通り651番地(5区)▽ボーバンタン通り60番地(3区)▽グエンバンバー通り39番地(トゥードォック区)。
他にも同市が高級ホテル建設用地として狙いをつけている場所がレタイントン通り周辺やファングーラオ通り周辺にあるが、手続きなどの問題で難航している。