タイの日刊英字新聞「バンコクポスト」紙は18日付けで、ベトナムがサービス業の分野でタイの強力なライバルになるとの予測記事を掲載した。この記事は、不動産コンサルタント会社コリアーズ・インターナショナルの専門家の「ベトナムはタイに似て多くの魅力的なビーチがあり、高級リゾートが増えている。世界貿易機関(WTO)加盟後、外国投資の環境が整って、投資の規模・件数ともに増大している。インフラの面ではまだタイに及ばないが、近い将来その差は急速に小さくなるだろう」との発言を引用している。
周辺諸国の中で、タイはサービス業の分野で先頭を切っている。特に観光リゾート分野では価格・品質ともに競争力が高い。昨年タイを訪れた外国人観光客の数は1450万人に上っている。