サイゴン交通運輸機械総公社(SAMCO)傘下のホーチミン港湾河川有限会社は27日、同社が投資主を務めている国内最大の河川港「フーディン河川港案件」の第1期工事が完了したと発表した。同案件は、同市人民委員会の承認を得てから10年が経過しており、進捗が大幅に遅れていた。28日付カフェエフが報じた。
同港は、ホーチミン市8区のカンズオック川~チョベンルックデム川~ドイ運河の合流地点に位置し、総面積は60ヘクタール。第1期工事完了時点では、積載量500DWTのコンテナ船、及び積載量1000DWTの艀(バージ)の入港が可能。2020年までに同港の貨物輸送量は年間250万tに達すると見られている。