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- YBMとマースプレッソが提携し英語塾開校
- 両者のノウハウやブランド力で市場開拓
- 学習サービス「クアンダ」、多言語に対応
語学学校運営や語学書籍出版を手掛ける韓国のYBMは、人工知能(AI)を活用した学習サービスを提供するマースプレッソ(Mathpresso)と提携し、ハノイ市に英語塾「UFO IELTS」を開校した。
YBMの強みである学習コンテンツの企画や講師の管理、塾運営のノウハウと、マースプレッソの強みであるベトナム教育市場への理解、技術力、学習サービス「クアンダ(QUANDA)」のブランド力を生かし、ベトナム市場を開拓していく計画だ。
これに先立ちYBMは2022年12月にマースプレッソへ、また2023年9月にはマースプレッソのベトナム事業へ、それぞれ投資を行った。AIを活用したデジタル教科書事業でもパートナーシップを結んでおり、これらの協力関係をベトナム事業でも生かしていく。
「クアンダ」は、マースプレッソが開発した光学文字認識(OCR)システムや大規模言語モデル(Large Language Model=LLM)を活用して、学習問題の解き方を説明する動画やサイト、関連資料を提示するサービスだ。日本語やベトナム語、英語など8か国語に対応する。
世界で毎月約1000万人が使用しており、利用者の90%がベトナムをはじめとした海外の学生だという。2018年8月に日本でのサービスを、また2019年8月にベトナムでのサービスをそれぞれ開始し、同年11月にはベトナム支社も設立している。