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- ベトナム外務省がUPRの政府報告書を発表
- 前回UPRの勧告241件のうち209件完了
- 外務省、国連機関の報告書に不満表明
ベトナム外務省は15日、記者会見を開き、国連人権理事会の第4回UPR(普遍的定期的審査)の政府報告書を発表した。UPRは全ての国連加盟国が互いに人権状況を審査し合う制度で、約4年半に1度のペースで全ての国が審査される。
ベトナムは5月7日に国連人権理事会で開かれる第4回審査に参加する。今回の政府報告書では、ベトナムにおける人権の促進と擁護の概要、第3回審査でベトナムが受け入れた勧告の実施についての包括的レビューを示した。
外務省によると、2024年1月までに、第3回審査で受け入れた241件の勧告のうち209件(86.7%)を完了し、30件(12.4%)は部分的に実施した。残り2件は適切な時期の実施が検討されている。
ドー・フン・ベト外務次官は、第4回UPRの駐ベトナム国連機関による報告書の内容に対し、外務省副報道官が11日の記者会見で不満を表明したことに触れ、報告書の内容の多くが未確認の情報に基づいており、ベトナムの情勢について客観性に欠ける評価を行っていると改めて反論した。