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ハノイで開催の「製造業向け課題解決セミナー」、参加者から好評の声

2018/06/28 JST配信

 ハノイ市のホテル・ニッコー・ハノイ(Hotel Nikko Hanoi)で6月1日、「製造業向け課題解決セミナー」(主催:株式会社システムエグゼ、一般社団法人日本能率協会、アスプローバ株式会社)が開催され、ハノイ市周辺の工場責任者など約40人が参加した。

 主催企業のシステムエグゼは、2010年にベトナム子会社「システムエグゼ・ベトナム(SYSTEMEXE VIETNAM COMPANY LIMITED)」を設立し、同社製品のERP「EXEX(エグゼクス)シリーズ」を中心に、在ベトナム企業向けのシステム開発を行っている。ベトナムのほか、東南アジアではタイ、ミャンマーを含む3拠点で事業を展開している。


 セミナーの最初のセッションでは、米国やアジアなどで海外経験が豊富な日本能率協会コンサルティングシニアコンサルタントの寺田厚氏が「納期遅延と品質不良を発生させない為の秘訣!」と題したテーマで講演を行った。

 続いて、アスプローバ部長の上村義孝氏からはスケジューラ活用による生産性の向上について、システムエグゼのタイ法人(SystemEXE (Thailand) Co., Ltd.)社長の柴本賢一氏からは生産管理システムのみならず、BIダッシュボードである「MotionBoard(ウイングアーク1st株式会社)」を用いた現場データの可視化やIoT(Internet of Things=モノのインターネット)の最新活用事例などが紹介され、様々なセッションが繰り広げられた。

 参加者からは、「自社と似た内容の課題に対する解決方法や最新のICT活用事例が把握できた。今後に活かしたい」など、好評の声が多かったという。また、セミナー後のアンケートでは、「納期遅延や品質不良」、「生産スケジュール」を課題に挙げた回答内容が最も多く、「在庫精度向上」といった回答内容が続いた。


 システムエグゼ専務取締役の後藤清孝氏は次のように語った。

「アンケートに回答いただいた課題はほぼ全て弊社のエグゼクスとアスプローバのスケジューラなどのシステム活用で解決できます。しかし、過去にシステムを導入したものの、現地スタッフが利用できなかったご経験をお持ちのお客様が多いのが実情です。

『エグゼクス生産管理』はベトナム語、英語など5か国の多言語・多通貨に対応しており、ベトナム人と日本人スタッフがお互いの母国語で確認することが可能です。そのため、導入後の稼働率が非常に高いのが特長です。これまでベトナムで得たシステム導入の経験を活かし、現地スタッフが主体的にシステムを利用するためのノウハウ提供も可能です。

また、最初から全ての機能を使いこなすのはハードルが高い、またピンポイントである課題だけを解決したい、というお客様には、フリー製品も含めたIT製品を組み合わせたスモールスタート型を提案させていただいております。

お客様の置かれている状況に合わせて最先端のIT活用から、手軽で低予算での見える化・脱属人化の実現などを弊社日本人・ベトナム人スタッフが一体となってサポートさせていただくことによって、お客様の事業成長に貢献できればと思います」。

 同社では、今後も定期的にベトナム国内でのセミナー開催を予定しており、在ベトナム企業を中心にIT化の支援を実施するという。

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