日本電産(本社:京都市)の現地法人、ベトナム日本電産は5日、ホーチミン市9区のサイゴン・ハイテクパークでファンモーター工場の建設に着手した。敷地面積は5ヘクタール、投資額は3,000万米ドル。同工場では輸出向けにPC、DVDプレーヤー、テレビ、オフィス機器用などのファンモーターを年間4、000万個生産する。来年4月の操業開始を見込んでいる。
日本電産グループでは第1期の5年間で、ハイテク工業団地内に2億米ドルを投じる計画で、その後第2期(5年間)ではさらに3億米ドルを追加投資する。最終的には約10ヶ所の生産工場を建設し、従業員2万人を雇用する計画。