台湾・台南市検察は11日、出稼ぎベトナム人女性22人をレイプした罪で、職業斡旋所社長のHung Chinh-Chang被告(70)とその息子 Hung Ming-Yu被告(48)に対し、それぞれ禁固15年と20年を求刑した。
これは台南市に本社を置く職業斡旋所の社長と息子が、面接に訪れたベトナム人女性に健康診断の名目で服を脱がせた後レイプし、その後同意書への署名を強要し、抵抗すると殴る蹴るの暴力を加えていた事件で、今年5月に台湾警察当局が2人を逮捕した。
さらにその後の取調べによると、Chang被告とYu被告は、事件が明るみになりそうになると、被害者のベトナム人女性に、捜査当局への口止め料として2,000米ドルを渡していた。