ハノイ市保健局のレ・アン・トゥアン局長は12日、同市内の多くの鍋屋が使っていた無許可のスープの素(※関連ニュース参照)を検査した結果、食品衛生安全品質基準を満たしていたと明らかにした。これは、ハノイ保健予防センターが市内で採取したサンプルを、保健省の栄養研究所で微生物検査と理化学検査をした結果によるもの。食品添加物として禁止されている物質は検出されなかったという。
ただし、食品添加物は供給元が明らかなものだけが使用できると規定されている。そのため同局は、このスープの素の供給元を取り扱い業者が証明できなければ、規定に基づき廃棄処分する方針を示している。