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郵政通信省とベトナム郵政通信グループ(VNPT)はこのほど、国際海底光ケーブル網を有する国内企業を集めて、不測の事態が起きた場合の対応策を協議した。これは、ベトナムの2本の国際海底ケーブルのうち、タイ・ベトナム・香港を結ぶ「TVH」ケーブルが不通状態になっており、国際通信がもう1 本の海底ケーブル「SMW-3」頼みになっているため。
万が一「SMW-3」のダナン・シンガポール・中国を結ぶ部分が何らかの事故で不通になった場合、国際通信の大半が機能しなくなる恐れがある。これを受けて、ベトテル社とEVNテレコム社は、こうした事態が生じた場合はそれぞれ独自に保有している国際通信回線の一部を提供する用意があるとVNPTへの協力を表明した。
VNPT、ベトテル、EVNテレコムの3社は、それぞれのケーブルの接続方法について引き続き協議する予定だ。