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メコンデルタ地方カントー市第1チャーノック工業団地にある台湾系クォンルン・メコ有限会社(Kwong Lung-Meko)の縫製工場で3月に発生した大規模な火災に関連して、同市警察は、火災の原因について「漏電によるもの」と正式に結論付けた。
同市警察と公安省傘下の刑事科学研究所(C54)が別々に行った捜査の結果、火災の原因は漏電で一致した。火災発生後、同社と火災保険契約を締結している保険会社は、独立系の鑑定業者に被害の評価を依頼した。鑑定結果によると、被害額は3680億VND(約18億5000万円)に上るとみられる。
なお、同工場では3月に続いて4月にも火災が発生した。同社は1988年から同工業団地に生産拠点を置いており、羽毛買取・加工、輸出向け縫製品生産を手掛けている。火災が発生した工場では、約1300人の労働者が就業している。