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レバノンの首都ベイルートの港で現地時間4日午後6時ごろに起きた大規模爆発で、ベトナム人1人が負傷したことがわかった。この爆発では100人以上が死亡し、4000人近くが負傷している。
負傷したベトナム人は、現地在住のダン・フエン・ガーさん(女性・1971年生まれ)で、ベイルートで家政婦として働いている。ガーさんは今回の爆発で軽傷を負い、現在は現地の病院で治療を受けているが、健康状態は安定しているという。
ベトナム外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は5日の記者会見で、爆発により多くの命が奪われ、数千人もの人が負傷したとの情報に深い悲しみと哀悼の意を示した。
外務省は現地のベトナム大使館に対し、引き続き状況を注視し、必要に応じてベトナム国民を保護するための対策を講じる準備を整えるよう指導した。