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ホーチミン市教育訓練局は3日、市人民委の指示に従い、市内の幼稚園・保育園・小中学校・高校にそれぞれ20回分、計5万回分あまりの新型コロナウイルス抗原迅速検査キットを配分すると発表した。
検査キットは、教育施設の数に応じて、同市直轄トゥードゥック市と市内各区・郡の自治体を介して各教育施設に配分される。
教育施設に配分された検査キットは、就学中に発熱や咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまり、体の痛み、倦怠感、悪寒、味覚・嗅覚の低下または喪失、頭痛、下痢、呼吸困難などの兆候を示した感染疑い者を対象に使用する。
検査結果が陽性だった場合、地元保健当局が濃厚接触者を特定し、地元当局の検査キットを使用して濃厚接触者の検査を行う。
今回、市から配分される検査キットに加え、ほとんどの教育施設では、保護者からの寄付金で検査キットを調達しており、常に50〜100回分をストックしている。
なお、市内の幼稚園・保育園・小中学校・高校は計2353か所。テト(旧正月)明けから全学級で対面授業を再開しているが、これまでに園児・生徒の感染者が1万人近く確認されている。