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- 事件の残虐性から国内外に大きな衝撃
- 職場で殺害後に証拠隠滅・遺体遺棄
- 残虐な行為の動画がネットに流出・拡散
東北部地方ランソン省警察は3日、ドアン・バン・サン容疑者(男・57歳)を殺人容疑で逮捕したと発表した。事件はその残虐性から、国内だけでなく海外にも大きな衝撃が広がっている。
サン容疑者は、被害者であるN・X・Dさん(1989年生まれ)と2020年頃にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて知り合い、性的倒錯を伴う内容のやり取りを続けていたという。
サン容疑者は、ランソン省第4市場管理チーム副長を務めていた。2025年1月25日のテト(旧正月)前、サン容疑者は自身の職場であるチーム事務所へDさんを呼び出し、その場で殺害したとされる。犯行後、サン容疑者は現場の清掃や証拠隠滅、遺体遺棄など一連の隠ぺい行為を行った。
サン容疑者は、逮捕されるまで通常通り勤務していたほか、個人のフェイスブック(Facebook)でも頻繁に投稿やコメントをしていたという。
7月上旬、サン容疑者の残虐な行為を撮影したとみられる動画がインターネット上に流出し、国内外で急速に拡散したが、当時は被害者・加害者ともに特定されていなかった。
11月中旬には、インターネット上の有志による88ページもの「調査文書」(後に110ページに増大)がSNS上で共有され、サン容疑者への疑念が再燃した。警察はその後、同事件を殺人事件として立件し、11月下旬に容疑者を逮捕した。
事件現場となった事務所は、住宅密集地に隣接している。周囲を高い塀と有刺鉄線で囲まれ、正門は鉄扉で施錠されていた。敷地面積は約500m2で、内部には6つの執務室、1つの厨房、押収品倉庫、そして2つのトイレがある。警察は捜索の一環として、バキュームカーも投入した。
この事件の悪質さを受け、警察は、事件に関連する暴力的な動画・画像の共有・投稿・コメントを控えるよう国民に要請するとともに、これらを無断で拡散する行為は、法律に従い厳格に処分すると警告した。
また、法令違反が疑われるオンラインコミュニティへの参加にも注意し、不審な行動や異常な投稿を見つけた場合は直ちに警察へ通報するよう呼びかけた。

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