ベトナムの輸送業大手ベトタイン社と韓国クムホアシアナグループ傘下のクムホエクスプレスの合弁会社クムホ・ベトタインが8月28日、ハノイ市で営業を開始した。クムホ・ベトタイン社の資本金は400万米ドル(約4億4000万円)で、ベトタイン社が51%を出資している。
同社は輸入した200台の高級バスを、ハノイと北部の各都市(ハロン市・ハイフォン市・タインホア市・ランソン市)を結ぶ路線で運行する予定で、ハロン市路線は既に準備が整っている。残りの路線の運行は年末ごろとなる予定。将来的にはハノイと中部ダナン市、ラオスのビエンチャン、中国の昆明、南寧とを結ぶ路線も運行する計画という。
クムホエクスプレスは、昨年11月にサイゴン交通運輸機械総公社(サムコ)との合弁でクムホサコムエクスプレス社を設立し、ホーチミン市と南中部や東南部の各都市(ニャチャン市・ダラット市・ファンティエット市)を結ぶ路線でバスを運行している。