ベトナムの再エネ市場に特化した経営コンサルティング会社

2020/11/25 JST配信
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 皆さんもご存じの通り、ベトナムでは急速な経済発展と人口増加が続いており、それに伴って電力の需要も年々増加しています。ベトナム政府は大型の石炭火力発電の開発を進め、総合商社や大手電力会社を中心に日本企業も関与してきました。しかし、石炭火力の開発は大幅な遅延が発生しており、世界的な脱炭素のトレンドを受け、ベトナム政府は計画通りの電源開発を実施できていません。ベトナム電力公社(EVN)の推計によれば、今後ベトナム南部を中心に深刻な電力不足に陥る可能性が指摘されています。

 再生可能エネルギーの開発に注力するベトナム政府
 こうした状況を踏まえ、ベトナム政府が現在最も投資を奨励している分野が再生可能エネルギー市場です。不足した電力をクリーンなエネルギーである再生可能エネルギーで補い、長期的に再生可能エネルギー開発を進める方針にベトナム政府は方針を展開しました。 
2020年2月には、「2030年、2045年までのベトナムの国家エネルギー開発のための戦略的な方向性とビジョン(No.55-NQ/TW)」を政治局が正式に決定し、ベトナム国内におけるエネルギー総供給に占める再生可能エネルギーの割合について、2030年までに約15〜20%、2045年までに25~30%まで引き上げと段階的に引き上げる方針です。

                  

 ベトナムでポテンシャルの高い再生可能エネルギーとは?
 また、5年ごとに策定されるベトナム国内の電源開発計画、電力マスタープランでは、2016年に首相決定された「第7次国家電力マスタープラン」では、2030年までに国内の電源構成比に占める再生可能エネルギーの割合を21.0%までに引き上げる計画を立てています。2018年実績は再エネの電源構成に占める割合は7.2%であるため、今後10年で14%程度引き上げることになります。

              

 今後、ベトナムで発展していく再生可能エネルギーとしては、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、廃棄物発電、小水力発電が主にあげられます。
 太陽光については、今後電力が深刻化する南部を中心に日射量の条件が良好であり、ベトナム電力公社が電力を固定価格で買い取るFIT制度(固定価格買取制度)を始めとして、法人税、輸出入税、土地賃貸税といった優遇措置が充実しています。特に近年は案件の売買やM&Aといった動きも加速しています。
 風力発電も同様に風況の条件が良く、東南アジア諸国内で比較しても風力発電に適した土地の面積が最も多い国の1つです。さらに、太陽発電と同様に優遇措置が充実しているうえ、風況が良好な中部高原地域では陸上風力、メコンデルタ地域沿岸部では洋上風力の開発が今後進んでいくものと考えられます。
 バイオマス発電については、ベトナムが世界的に見ても農業と林業が盛んな国であるために、副産物としてのバイオマス資源が豊富かつ大量に存在しています。例をあげれば、木質燃料、稲わら、籾殻、サトウキビ残渣、トウモロコシ残渣、コーヒー殻等です。これらの燃料は分布が異なる上、長期的な安定調達のためには、流通構造の仕組みや時季による量や価格の変動、主要なサプライヤーに対する深い理解が不可欠です。
 次に廃棄物発電については、以前よりベトナムでは都市部を中心とした廃棄物処理は問題になっており、近年になりエネルギー利用に活用しようとする動きが拡大しています。廃棄物ではほかの再エネに比べて、FIT価格が高水準であるうえ、廃棄物処理にかかる費用に対して、ゴミ処理費(チッピングフィー)が人民委員会から提供されるため、投資奨励策が非常に充実しています。
 最後に小水力発電ですが、ベトナム国内では既に大型の水力発電は開発済みですが、非常に環境負担が大きく課題となっています。政府は水力発電の電源構成に占める割合を縮小する計画を立てていますが、開発コストが比較的小さく、開発期間が短期間で済む小水力発電の開発を奨励しています。

       

 ONE-VALUEの再生可能エネルギー市場への進出支援サービス
 ONE-VALUEはこれまでベトナムの再生可能エネルギーにおける日本企業の進出支援サービスを提供して参りました。太陽光、風力、バイオマス、廃棄物、小水力市場における知見とベトナム企業とのネットワーク、実務経験を強みとしています。
 進出支援のメニューについては、お客様の検討状況に応じて柔軟にご提案することが可能です。ベトナム市場にまだ明るくないお客様であれば、市場全体を理解するための市場調査。新規での開発を検討するお客様であれば、パートナー探索や協議の支援を含むワンストップでの進出支援。既存案件への買収や出資であれば、M&Aアドバイザリー等。お客様の検討段階に応じた支援を提供することが可能です。
 ONE-VALUEは単なる情報の取得や戦略の立案だけでなく、実行段階のフェーズにおいても支援を提供することが可能です。具体的にはベトナム現地パートナーの探索や協議の支援(資料作成や会議におけるベトナム語通訳・ファシリテーション)、M&A案件の紹介と日々のアドバイザリーサービスの提供(※ONE-VALUEは仲介型ではございません)、ベトナム企業とのやり取り、連絡調整の支援も実施可能です。ベトナム現地にも事務所があり、ベトナム進出支援に精通した日本人、ベトナム人のスタッフがお客様の進出のために日々稼働することができます。

 再エネ分野におけるONE-VALUEの過去の主要な実績は以下のような実績があります。
•    日系大手電力会社向けベトナム国内における燃料の安定確保に関する調査及びベトナムにおける発電事業の展開に関するアドバイザリー業務
•    日本・ベトナム企業によるバイオマス発電事業の合弁プロジェクトへのコンサルティング業務の実施
•    日系エネルギー会社向け、ベトナム南部における1MW以下の小容量屋根置き太陽光発電プロジェクト(合計設備容量は数十MW)のM&Aアドバイザリーの実施
•    大手エネルギー会社向け、ベトナムの風力発電、太陽光発電プロジェクトへ出資・買収に関するコンサルティング
•    大手電力会社向け、設備容量30MW未満の水力発電プロジェクトの探索と新規投資に関するアドバイザリー提供

 ベトナムの再生可能エネルギー市場での事業展開やM&Aについてご相談の方はぜひお気軽にご連絡ください。

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