ベトナム総合情報サイトVIETJO [ベトジョー] ベトナムの最新時事ニュースを毎日無料配信!
 ようこそ ゲスト様 
から まで 記事/ページ

【第2回】日本によるベトナム向け農林水産物・食品の輸出の概況【前編】図解で分かるベトナムビジネス

2020/01/11 06:00 JST配信
Clip to Evernote

 連載第2回目のテーマは「日本によるベトナム向け農林水産物・食品輸出」について概況を解説していく予定です。前編ではベトナム向け輸出の概況を取り上げ、後編では青果物輸出についての詳細な記事を掲載します。


 日本の海外向け農林水産物・食品の輸出額は増加が続いている。農林水産省によれば、2018年の日本の農林水産物・食品の輸出額は9068億円に達し、前年比で+12.4%の増加を記録し、6年連続の増加となった。輸出実績の内訳をみると、農産物が5661億円(対前年比+14.0%)、林産物が376億円(対前年比+6.0%)、水産物が3031億円(対前年比+10.3%)となっており、輸出額の約6割を農産物が占めている。

 輸出先をみると、国別輸出額では1位が香港(輸出額:2115億円、全体比:23.3%)、2位が中国(1338億円、14.8%)、3位がアメリカ(1176億円、13.0%)、4位が台湾(903億円、10.0%)、5位が韓国(635億円、7.0%)となっている。ベトナムは6位で、輸出額は458億円、全体比で5.0%だった。輸出額は前年比で+15.9%の増加を記録し、成長が著しい市場の1つとなっている。

 2018年のベトナム向け農林水産物・食品輸出の内訳を見ると、農産物が266億円(全体比58.1%)、水産物が184億円(40.2%)、林産物が8億円(1.8%)となった。近年では、農産物輸出の増加が特に顕著である。主要な輸出品目は「粉乳」(57億円)、「さば」(31億円)、「植木等」(29億円)、「さけ・ます」(22億円)、「かつお・まぐろ類」(18億円)、「アルコール飲料」(18億円)が続いている。

 ベトナムでは日本食材が比較的浸透しており、今後の伸びが大きく期待される有望市場の1つであると考えられる。特にホーチミン市ハノイ市といった主要都市での日本食材の認知度は非常に高い。一方で、ベトナムの一人あたりの国内総生産(GDP)はタイやマレーシア等の国と比べても低い水準にあり、比較的高価な日本食材を購入できる顧客層は限定的である。今後、ベトナム経済の成長が続き、中間層・富裕層が拡大すれば、ますます日本食材の販売の可能性は高まるだろう。

 詳細なスライドについては以下よりご覧ください(画像をクリックすると別タブで拡大表示できます)。





 次回は日本によるベトナム向け青果物輸出の概況について掲載する予定です。

著者紹介
ONE-VALUE株式会社 シニアアナリスト Kenya Miura
山形県山形市出身。筑波大学大学院 国際地域研究専攻 東南アジアコース修了。
ベトナムホーチミン市での留学後、日本の政府機関にて勤務。現在、ONE-VALUE株式会社にてベトナムの市場調査を主に担当。

ONE-VALUE株式会社
主要事業:ベトナムに特化した経営コンサルティング、ベトナム人材紹介及び育成管理

以下よりお気軽にご連絡ください。
Twitter:https://twitter.com/Vietnam_km
HP:https://onevalue.jp/
Email:contact@onevalue.jp
図解で分かるベトナムビジネス
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2020 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。免責事項
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2020 All Rights Reserved
運営:Verac Company Limited